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外国語で発信!私の学生生活

外国語で発信!私の学生生活

日々の幸せ
文学部日本文学科3年
N.A.さん

Daily Happiness

 A play—standing on the stage, feeling the lights on me, taking in all the sounds, listening to the other actors’ breathing, weaving words. It wasn't until I became a university student that I stepped into the world of theater. It was a moment that fulfilled my longing.
 The university theater club I belong to values the atmosphere created by the interaction among the actors. Everything happening on stage is a lie, but it feels true because we’re seeing hearts and minds collide.
My friend once told me that a play is a way which makes it easy for people to understand each other, and I believe that. When performing in a play, we are legitimately allowed to intervene each other’s personal space. We get to know our backgrounds and share our thoughts. Collide, think. How are we different or the same? It is an essential act for the actors who play people who are different from themselves.
Often I think. If people all over the world performed in a play, there would be no conflict or discrimination. However, I understand that it is impossible and that not everyone sees the plays the same way as I do.
 In March next year, I will be performing in a play with new people. People who don't know me or whom I don't know. I’m not sure how it will turn out. Still, I want to enter someone's life as an actor and see our hearts and minds collide because on the stage, we are allowed to do that.

日々の幸せ

私は昨年の9月から毎月、祖父母の家に泊まっています。きっかけは祖父母と約50年間同居していた曽祖母が亡くなったことでした。元気を出してもらいたくて敬老の日に会いに行ったのですが、ひょんなことから泊まることになり、2泊、3泊、4泊…と延びた結果、今では毎月3泊しています。

祖父母の家に行く時は、いつも手土産を持って行きます。パンやケーキ、バウムクーヘンなど、彼らが好きな食べ物を買っていくことが多いです。祖父母の誕生日にはバースデーケーキを用意しました。とても喜んでくれて嬉しかったです。

私たちはお菓子やご飯を食べながらたくさんのことを話します。授業、委員会、アルバイト、友人、恋愛、就職活動など、長い時には3時間以上話しました。

祖父は文学が好きな人で、いつも目をキラキラさせながら授業の話を聞いています。知的好奇心が旺盛な祖父の目は誰よりもピュアで、私は彼の目が好きです。

祖母は料理が上手で、いつも美味しい料理を作ってくれます。記憶力も良く、私の友人の名前もほとんど覚えているので、学校やアルバイト先などでの話をたくさんできるのが嬉しいです。

時々、就職活動や委員会が上手くいかなくて冷たい態度をとってしまうこともありますが、私は祖父母が大好きだし、尊敬しています。そのため、これからも祖父母の家でたくさんのことを話したいと思います。

私は2020年の4月に入学し、コロナ禍で大学生活を送ることになりました。最初は「もしコロナ禍ではなかったら」と考えたり、「コロナのせいでできなかった」と言い訳をしたりと、ネガティブなことばかり考えていました。しかし今は、コロナ禍で様々なことが制限された学生生活であったからこそ、身近にある幸せ(具体的には、家族や友人、先生たちの温かさ)に気づき、その大切さを実感することができたのだと思っています。

コロナはもちろん嫌ですが、たくさんの幸せを見つけることができた大学生活に悔いはありません。