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2023年度からe-出席カードを運用開始

2023.03.10

2023年度からe-出席カードを運用開始

学園DX推進への取り組み —出席管理システム編—

本学のメディアセンターでは、デジタル出席管理システム「e-出席カード」を開発し、2023年度の授業より運用を開始します。

これまでの紙ベースの出席管理からデジタル化を果たすことで、学生が自身のスマートフォンから簡単に出席カードを提出できるほか、出席とともにコメントも提出できるため、教員がリアルタイムで学生からのコメントを確認し、より双方向性のある授業が行われることが期待できます。

また、e-出席カード内で過去の出席記録や出席時のコメントも確認でき、履修データや時間割とも自動連動するため、自身の学修状況を振り返る際にも役立ちます。

2022年12月よりテスト運用を開始したところ、一部の授業では、単なる出席ツールでなく、コメント投稿機能を活用し、教員が学生に対し任意のテーマについて意見や感想を求めるような使い方もされていました。実際に使用した学生からも「これまでよりも簡単に出席を提出できて助かる」と好評です。

「本システムの開発にあたり、メディアセンター所長である数物情報科学科の長谷川治久教授とともに『理想的な出席システムとはどういうものか?』について検討し、わかりやすさ、使いやすさを重視した仕様をまとめました。また、今後のDXの動向にあわせて柔軟に対応していくため、学内で自主開発を進めることにしました。学内の基盤としているMicrosoft365を用いることで、履修登録データも円滑に活用することできました。テスト運用も評判は上々で、4月からの本格運用で学生のみなさんに活用いただけることを楽しみにしています」(システム課 課長 北 真一)

メディアセンターでは、これからも学生の学びをサポートすべく学内のDXを推進していきます。