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桜楓会?成瀬記念館共催 桜楓会設立120周年記念展—桜楓樹の実り

2024.08.30

桜楓会?成瀬記念館共催
桜楓会設立120周年記念展—桜楓樹の実り

会期 2024年9月20日(金)~12月20日(金)
開館時間 10:00~16:30(土曜日は12:00まで)
閉館日 日?月、祝休日、*学園祭のため10月20日(日)は開館

2024年、日本女子大学の同窓会組織 桜楓会は120周年を迎えました。1901年に入学した1回生は卒業後に家庭や社会で貢献するために同窓会の設立を強く望み、約1年の準備期間を経て、1904年に桜楓会は誕生します。

成瀬は桜楓会設立に際し、会の目的や理想を表した「桜楓樹」を描き、会員が中国福彩app官方下载や事業に積極的に取り組むことを望みました。そのため桜楓会は設立2ヶ月後には機関誌『家庭週報』を発刊、実業部を開設します。桜楓会設立の翌年には、事務所の狭隘さに同情した三井寿天により3階建ての桜楓館が寄付され、以後50年以上にわたり桜楓会員の活動の拠点となりました。

桜楓会の活動は、寮生の監督?指導、勤労少女の勉強機関として夜間女学校を開設、労働者世帯の母親の勤労支援のため託児所を設置、附属校や桜楓会に奉職する在校会員のためのアパートメントを経営、一般家庭乳幼児の衛生上の相談に応じる児童相談所を開設する等、多岐にわたりました。

本展では、120年にわたる桜楓会の歴史を、理想樹である「桜楓樹」や成瀬の日記、後に桜楓会理事長となる井上秀の書簡や三井寿天寄附の桜楓館の青焼図面、年表等からご紹介します。

桜楓樹下図 1904(明治37)年 一般社団法人日本女子大学教育文化振興桜楓会所蔵
桜楓樹下図 1904(明治37)年
一般社団法人日本女子大学教育文化振興桜楓会所蔵
家庭週報創刊号 1904(明治37)年6月25日発行
家庭週報創刊号 1904(明治37)年6月25日発行
女子大学校桜楓館之図 1904.5年頃
女子大学校桜楓館之図 1904.5年頃
成瀬日記 1918(大正7)年
成瀬日記 1918(大正7)年